門から基礎



基本作法

■挨拶・礼儀作法 ■着付け・メイク

寶船の稽古は、まず心を整えることから始まります。メンバー同士が気持ちを合わせ、一つになって練習に取り組めるよう、挨拶や礼儀作法などを学びます。
作法の形ばかりを追うのではなく、必ず心の宿った行動が出来るよう気を配りながら行います。
そして、衣装の着付けが自分自身で行えるように、浴衣の着方・帯の結び方なども学びます。
着付けの資格を持った先輩連員が、初歩から着崩しのコツまでを丁寧に指導します。



身体作り

■ランニング ■ストレッチ・ヨガ ■筋力トレーニング ■発声練習

阿波踊りは、非常に激しい踊りです。
阿波踊りの1時間あたりのエネルギー消費料は、平均男性で840kcalといわれています。
これは、ジョギングやエアロビクスよりも遥かに多く、なんとサッカーやラグビーなどの運動以上の消費カロリーというのですから驚きです。その為、基礎となる身体作りはとても重要です。
スタミナと柔軟さ、そしてキレ良く動き、瞬間的に止まれる筋力などを鍛えていきます。
夏の阿波踊り会場の公演時間は2時間から3時間。本場・徳島では4時間。その間、フルで踊り続けられる身体を目指して練習します。




基礎練習

■ウォーキング(リズムステップ)■踊り方の基礎 ■鳴り物の基礎

踊りは、リズムに乗って思い切り自己を表現するものです。ただ体を動かすだけならば、ただの運動であり、踊りとは言えません。
その為、寶船では踊りの稽古をする際、必ず「ウォーキング」と呼ばれるステップ練習を行います。「ウォーキング」とは、リズムに合わせて歩いたりステップを踏んだりしながら声を出したり手を叩いたりしていくもので、「リズム・ステップ」とも呼ばれています。
この「ウォーキング」によりリズム感を養い、身体が敏感に反応していくようになるのです。
リズムに乗ることが身体に染み付いてきたら、その後に初めて踊りの型を学び、阿波踊りに近付けていきます。これにより自由度の高い、いきいきときた踊りが身についていくのです。
鳴り物も同様で、「ウォーキング」によってリズムが身体に染み込めば、後は実際に叩き方を覚えていくだけで踊り手と気持ちの合ったお囃子ができるようになります。
寶船が鳴り物だけの参加者を設けていないのはこの為で、踊りを知らなければ以心伝心が遠回りになると考えているからです。