どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。
今回は、ニューヨークのお寿司屋さんでいきなり阿波踊りを踊ったらどうなるのか検証してきました!
ニューヨークと言えば、世界中のアーティストがしのぎを削る世界の中心地です。そんな世界一競争の激しいニューヨークで、アメリカンドリームを掴むにはどうすればいいのか?
今日の動画は、阿波踊りや寶船に興味がない人もぜひ見てほしいです。人生を歩んでいく上でのヒントが隠されているかもしれません。
今回の企画は、欧米圏の国々では文化として一般的な「バーホッピング」を阿波踊りでやったらどうなるのか、というものでした。1軒目のお寿司屋さんを皮切りに、店から店へと転々と移動し、お店から許可をいただきながら阿波踊りを踊っていきます。
日本の感覚だと、飛び込みでいきなり入ったお店に「踊っていいですか?」なんて交渉しても、なかなかOKがもらえる場所は多くありません。しかし、ニューヨークだとそのあたりの感覚が全然違います。ニューヨークは、エネルギッシュなアーティストを応援する空気感が街全体にあるんですよね。
僕らがその日訪れたのは、ニューヨークのブルックリン。今まで数多くのアーティストが、この街からのし上がってきました。今では誰もが知っている世界的なアーティストも、駆け出しの頃はこの街で経験を積んできたんだと思うと、本当に感慨深いものがありました。
アーティストに限らず、全ての職業において一番大切なのは「ノリの良さ」だと思います。特にニューヨークのように、いつどんなチャンスがやってくるかわからない街では、常に戦いに備える心構えが必要になってきます。そして、チャンスが目の前にやってきた時には、秒で動き、確実にチャンスをものにする。これがグローバルで生き抜くための戦い方です。
しかし、そんな僕らもはじめからそういう生き方が出来ていたわけではありません。初めてニューヨークに行った時なんかは、まだまだ覚悟が足りなかったと思います。
僕らが初めてニューヨークを訪れたのは、2014年。その年のメインイベントが終わった日の夜のことを、僕は忘れられません。
その日のイベントが終わり、打ち上げのお店に行った時のことです。その時に、とある日本の企業家の方から、
「この後、せっかくだから阿波踊りでバーホッピングしましょうよ!」
と提案していただきました。まだまだハングリー精神が足りなかった当時の僕らは、
「今日は着替えてないのでやめておきます」
と返答しました。
その時、企業家の方から優しくお叱りを受けました。
「もし寶船さんが本当に世界を目指すんだったら、いざという時にいつでもやれる気持ちがないと駄目だよ」
そう言われました。その時の教訓が、今でも本当に心に残っています。人生、いつチャンスがやってくるかわからない。突然訪れる、わずかなチャンスをもぎ取れる覚悟がない限り、世界なんて獲れません。どんなアーティストでもそうしてきたはずです。そのことを当時、めちゃくちゃ学びました。
それからというもの、僕らはどんなチャンスにも乗っかる覚悟ができました。人生は、やるか、やらないか。それだけです。いつの時代も、やってるやつが勝つ。そういうゲームなんです。
これを見ているあなたも、「迷ったらとにかくやってみる」という生き方をしていくと、いつもとは違う景色が見えてくるかもしれませんよ!
(たかし)
※このイベントはコロナ禍以前に行われました。