どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。
今回は阿波踊りを、アメリカの『アーカンソー大学』で踊ってきました!
先日、別動画でアーカンソー大学の公演のドキュメント動画をアップしましたが、今回はその日の裏話を語ります。
先日の動画の裏側では、実はとんでもないアクシデントが起こっていました。このアクシデントは、寶船の歴史に残るトラブルとなりました。これを見れば、アーカンソー大学の動画の見方も変わります。一体何が起こり、どうアクシデントを切り抜けたのか。今日はその全貌を観ていただきます。
今回のアーカンソー大学には、寶船が2018年に行ったアメリカ横断ツアーの一環として訪れました。公演の動画を観ていると、アメリカの大学のキャンパスの雰囲気がよく分かり、とても興味深い内容となっています。
しかしこの日、映像に映っていない裏側で、僕たちの身にとんでもないアクシデントが起こっていました。会場から会場へと移動する高速道路の道すがらで、なんとわたる君が運転する車がスピード違反で捕まってしまったのです!
日本ならともかく、アメリカのど真ん中で警察に捕まるって、心臓が止まるほどの恐怖です。実際に僕はその時助手席に座っていたので分かるんですが、車内の空気は凍りつき、とてもじゃないけど冷静を保つ余裕はありませんでした。
その日は、2ヶ所で公演が決まっていたので、会場から会場へと大急ぎで移動しなければなりませんでした。すでにツアーが始まってから数日が経ち、ようやくアメリカの高速道路での運転も慣れ始めていた頃でした。
その瞬間は何の前触れもなく、突然やって来ました。僕らが高速道路を走っていると、パトライトを点滅させたパトカーが後ろから追いかけて来ました。
最初は、正直自分たちが追いかけられていることすら気がつかずに、しばらく走ってしまいました。そうやって数百メートルか走ったあたりで、いよいよ様子がおかしいと思い、車を道端に止めてみました。
すると、後ろを走っていたパトカーも僕らと一緒に止まり、中から1人の警官が僕らの車に向かって近づいて来ました。あんな瞬間、映画の中でしか見たことがなかったので、こっちの緊迫感はマックス。
そして、次の瞬間僕らの緊張はピークに達しました。
「ちょっと運転手さんだけ、車から降りてくれるかな」
アメリカの警察が、英語でこう話しかけて来ました。噂によると、アメリカの警官は日本と違い、場合によっては何をしてくるか分からないそうです。そんな風の噂を聞いていたりしたので、僕らはただただ警官の言う通りにするほかありませんでした。
わたる君と、僕らの通訳をしてくれていた方が車からゆっくりと降りました。2人は警官に言われた通り、ボンネットに両手を置き、ボディーチェックをした上で、事情聴取をされていました。
僕は車から降りなかったので、その瞬間にどういう会話がなされていたか分からないですが、車内からでも相当の緊迫感が伝わってきました。
警官はその時、こう言ってきました。
「君たちの車は、スピード違反をしていた疑いがある。そして、パトライトを点滅させて警告しても、しばらくそれに応じる姿勢を見せなかった。以上のことから、一旦近くの警察署までご同行ください。」
もちろん数時間後には、次の会場での公演が迫ってます。残り時間は限られています。しかし、警察の命令に応じないわけにはいきません。
絶体絶命のピンチ!果たして一体どうなってしまうのか。ここからが一番面白いところなんですが、文章で語るのはここまでにしておきます。
この続きは動画の中で、お確かめ下さい。
(たかし)
※このイベントはコロナ禍以前に行われました。
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