著者インタビュー|本ができるまで【2】

初回の書籍打ち合わせで、本の方向性はある程度決まりました。でも、その後すぐに原稿を書き始めたわけではありません。

今回の書籍を出版していただく、ひろのぶと株式会社さんのオフィスに通い、編集者の廣瀬さんと、インタビュー形式で対話を重ねました。まずは頭の中にある「書きたいこと」を、ひたすら話すプロセスを踏ませていただいたのです。

自分の生い立ち、寶船の結成、プロを目指した理由、転機となった出来事や海外でのエピソードまで。

一つひとつ思い出しながら言葉にしていくことで、ぼんやりしていた記憶が鮮明になり、書きたい内容が徐々に形を持ち始めました。

インタビューは1回2〜3時間、それを4回にわたって行いました。ありがたかったのは、その膨大な会話を文字起こししていただいたこと。

もちろん、そのまま原稿に使うわけではありませんが、執筆の参考資料として大いに役立ちました。

自分で話した言葉でも、文字になって紙で読むと客観的に見られる。説明が足りない部分や、もっと掘り下げたいエピソードが浮かび、新しい発見がたくさんありました。

それと並行して、僕自身も自分の人生を振り返りながら、「いつ何があったか」を箇条書きのようにWordにまとめていきました。

こうして、頭の中で時系列を整理したり、廣瀬さんから思いがけない質問を受けることで、今回の本の流れや語り口の目線が、少しずつ定まっていったのです。

自分では当たり前すぎて説明していなかったことが、実は多くの人にとって関心を引くポイントだったりする。

両親のエピソードが、今の寶船をつくる大切なピースだったことにも改めて気づかされました。

このインタビュー形式の打ち合わせを経て、いよいよ執筆スタート。

その話は、また次回お伝えします!

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