本を書くこと。
それは、僕にとってまったく新しい挑戦でした。
去年の夏前だったと思います。
最初のひろのぶと株式会社さんとの打ち合わせでは、
「寶船が本を出すなら、どんな内容を届けたいか」
というところから話し合いがはじまりました。
「僕自身が書きたいこと」「寶船が本を出すなら読者が知りたいこと」など、さまざまな視点からアイデアを出し合い、意見を交わしました。
ひろのぶと株式会社の皆さんからは、「米澤さんの“青春起業物語”が読みたいなぁ」との提案が。
その一言で、僕の中でひとつの方向性が定まりました。
寶船の原点に共感してもらえるような「物語」を届けよう。そしてその中に、世界展開の戦略や、阿波踊りの魅力もたっぷりと織り交ぜていこうと決めたのです。
このとき心に残ったのが、田中泰延さんの言葉です。
「毎日、約200冊の新しい本が出版されています。膨大な本がある中で、いくらマーケティングで売れようと本をつくっても、結局は忘れ去られたり消費されてしまうんです。だから、米澤さんの心から書きたいもの、自分の体重が乗っかるものを書いてください。それが一番です」
この言葉を聞いたとき、心がすっと軽くなりました。
世界26ヵ国をめぐった方法も、阿波踊りにかける想いも、数えきれない失敗や葛藤も――すべて、ありのままの言葉で綴ろうと心に決めました。
さらに、「書きながら筆が乗るものがあれば、途中で軌道修正しても大丈夫です」と声をかけてもらったことで、プレッシャーに縛られすぎず、前向きな気持ちで原稿に向かうことができました。
次回は、執筆事前準備のお話です。
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