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ビートルズは何を破壊したのか?アメリカンポップス史におけるオールディーズ解体論!

2018/10/11

いつも読んでいただきありがとうございます。寶船の金髪の異端児、たかしです!

今日は僕なりの『アメリカンポップス史におけるオールディーズ解体論』について書いていこうと思います。一見「阿波踊り関係ないじゃないかー」って突っ込まれそうなテーマですが、以外とそんなに関係ないこともないんですね〜!!笑

それでは最後までごゆっくりお楽しみください♪

アメリカンポップス史における『オールディーズ』の定義

アメリカンポップス史における『オールディーズ』の定義は、一般に1954年のビル・ヘイリー・アンド・ヒズ・コメッツの『ロック・アラウンド・ザ・クロックによる“ロックンロール誕生”から1964年の“ビートルズのアメリカ上陸”までとされています。

1954年『ロック・アラウンド・ザ・クロック』を発売したビル・ヘイリー・アンド・ヒズ・コメッツ

1964年2月9日 アメリカに上陸したばかりのビートルズが出演したアメリカで大人気のTV番組『エド・サリバン・ショー

この日の放送は、なんと視聴率72%という驚異的な数字をはじき出したそうです!!

『オールディーズ』: Oldies)は、主に1950年代から1960年代にヒットしたアメリカイギリスなどの英語圏ポピュラー音楽のことを指す。ジャンルはロックンロールロカビリードゥーワップ、ポップスなど幅広い。

(Wikipediaより)

ビートルズは何を変えたのか?

今まで僕は、ビートルズの“音楽性”がオールディーズを解体させたと思っていました。

しかし、よくよく考えたらビートルズのデビュー時はオールディーズのカバーを何曲もやってるし、実際ビートルズ以前にも革新的な楽曲は数多く存在しているので、それだけの事で簡単に音楽業界はひっくり返らないなと思います。

むしろビートルズの革命は、その音楽性もさることながら音楽業界の《ビジネスモデル》そのものを変えてしまったことにあるのではないかと思います。それまでのアメリカの音楽業界は、ニューヨークのブリル・ビルディングに代表されるように、歌手、作詞・作曲家、プロデューサー、スタジオミュージシャン、というように完全なる分業制で、音楽ビジネスを展開していくのが普通でした。

『ブリル・ビルディング』とはニューヨーク市マンハッタン区の49丁目通り、ブロードウェイ1619番地のオフィス・ビル。タイムズ・スクエアの少し北にある。 音楽事務所やスタジオが入っており、1950年代から1960年代にかけて数多くの名曲が生まれた。

(Wikipediaより)

ニューヨークのブリル・ビルディング

2017年4月ブリル・ビルディングを訪問した寶船のプロメンバー

しかし1964年にビートルズがアメリカで本格的にデビューしたことにより、そのシステムが大きく変わりました。オールディーズの終焉の本質的な原因は、ビートルズによって“新しい音楽が生まれた”という単純な出来事ではなく、音楽業界における分業制の解体が行われたということだったのです。

ビートルズ以降アーティストが自分たちで曲を作るようになると、それまでの専業作曲家の存在はいらなくなりました。その事が良かったのか悪かったのかは別問題として、少なくとも音楽業界の“お金の回り方”が変わったという事実はあると思います。

阿波踊りにおけるビジネスモデルも変革の時か?

さて、阿波踊りを生業としている僕たちがこの話から学ぶべきことは一体なんでしょうか?

今日僕がこの記事を通して書きたかったことは、アーティストたるもの作品の精度を高めるだけではなく、それと並行してビジネスモデルの転換という大きなテーマを同時に考えるべきなんじゃないかということです。今まで歴史を変えてきた人たちは、みんな共通してそういった側面を必ず持っていたように思います。

AI時代に突入し、人々がエンターテイメントに求める景色も変わってきつつある昨今、阿波踊り界におけるビジネスモデルも時代に合わせた形に大きくアップデートする必要があるのではないかと僕は感じています。これから先グローバル社会を生き抜く中で、僕たちは阿波踊りというコンテンツを世界にどのようなアプローチで紹介していくべきなのか。どの市場を選び、どんな内容のコンテンツを提示していくべきなのか。今までの言わば“商店街モデル”から大きく脱却し、これからの新しい阿波踊りの打ち出し方をいち早く見つけた人間が次の時代を獲得する《勝者》になると僕たちは信じています。

そのファースト・ペンギンになることが、僕たち寶船の大きなミッションだと思ってます。そして、いずれ僕たちだけでなく世界中のさまざまな方々が、その時代に合わせた阿波踊りにアップデートしていける時代をつくれたら、僕たちにとってそんなに嬉しい未来はありません。それが寶船の最大の夢です。

アーティストとビジネスマンというのは、一見相容れない人種のようなイメージがありますが、この2つの観点があって始めて本当の文化革命を起こせるのではないかと、僕は確信しています。

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米澤 陸
1991年、東京都生まれ。寶船のプロメンバー「BONVO」に所属し、年間200ステージを越える公演に出演。奇抜なメイクと、パントマイムやダンスを取り入れたオリジナリティ溢れるパフォーマンスには定評がある。

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