クリスマス・イブ。
みんなが誰かのサンタクロースになる日。
あるお母さんは、息子のために。
ある男は、彼女のために。
町中の人々が、今夜は誰かのために
サンタクロースになろうとしてる。
ヒーローはいつも、正体を隠してる。
ハヤタ隊員はウルトラマンに。
クラーク・ケントはスーパーマンに。
そして、今夜、あなたは誰かのために。
正体が身近な人だったら、よけいに嬉しいこともあるよ。
子どもの頃、サンタクロースが自分の親だったときの感動。
知らない白髭のおじさんにプレゼントをもらうよりも、ずっと素敵。
正体を隠してプレゼントを枕元に置く両親の存在を知ったとき、
どんな高級な贈りものより、何倍も嬉しかった。
だれかを想い、愛を届ける。
その行動が、ヒーローだしサンタクロースだ。
サンタクロースがいないって誰が言ったんだろう。
いるじゃん。