どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回阿波踊りしてきた場所は、アメリカのニューヨークです!
ニューヨークのマンハッタンの道を封鎖して行われた『JAPAN Fes』というストリートフェスに出演してきました。
◉『JAPAN Fes』のHPはこちら
https://www.japanfes.com/
ニューヨークは寶船が海外ツアーをするようになって間もない頃からほぼ毎年行っている街で、僕らにとってはアメリカの中でも特に思い入れのある場所の1つです。ニューヨークに実際に行って一番感じるのは、雑多なエネルギーですね。様々な業界でトップ・オブ・トップとして生きている方々が、半径数キロ以内に密集していて、ブロードウェイの演劇人、ヒップホッパー、ジャズマン、アーティスト、ビジネス系やファッション系の人たちとかがせめぎ合っているわけです。そのエネルギーたるや、凄まじいですよね!
普通日本で寶船の衣装を来て歩いてると目立って目立ってしょうがないですが、ニューヨークのタイムズ・スクエアとかで衣装を着て歩いててもそこまで目を引くわけじゃないですもんね。他の人がエネルギー強すぎるので。
そんな弱肉強食みたいなニューヨークのストリートフェスで結果出すって、マジで大変なんですよ。だって言ってみれば、相手は“世界”なわけじゃないですか。ニューヨークのお客さんが怖いのは、エンタメとかを観る眼差しがめちゃくちゃシビアってことですね。もう街中に世界トップクラスのエンタメが溢れているので、街で歩いてる一般人もそれなりの審美眼があるわけですよ。そんな環境でストリート・パフォーマンスやってると、ちょっとでもつまんないもの見せると一瞬でお客がいなくなっちゃうっていう厳しさは常にありますね。本当にエンタメ人としての舞台筋肉はめちゃくちゃつく街だなぁとは思います。
そんな一方で、海外でのジャパンカルチャーの強さはめっちゃ感じるんですよね。これはヨーロッパでも感じることですが、海外に出てみると僕らの想像以上に日本のアニメやゲームや食って人気が高いんですよ。その状況に僕らは相当助けられてる部分はありますね。
ニューヨークのストリート・フェスでパフォーマンスしてても、浴衣や着物を着てるってだけでとりあえず足は止めてくれますもんね。もちろん長い時間惹きつけるには、それなりのクオリティの芸が必要になってきますが、「メイド・イン・ジャパン」っていう雰囲気があるだけで一瞬は興味を持ってもらえることが多いです。この威力は相当デカいなぁと思います。
とにかくニューヨークは、これからも定期的に行きたい街であることは間違いないですね。何より想像を越えた面白い人たちがいっぱいいる。何が起こるかわかんない。そんなワクワク感がニューヨークって街には常にあります。本当に世界で勝負したい人は、一回飛び込んでみるのもいいかもしれませんね。
(たかし)