どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回はアメリカの大学のカフェテリアでいきなり阿波踊りを踊ったらどうなるのかを検証してきました!
僕たちが訪れた場所は、アメリカ南部に位置するアーカンソー州にある『アーカンソーテック大学』です。この大学は普段は割と静かな雰囲気で、まさか爆音の太鼓の音が鳴り響いたりするような感じではありません。
そんな物静かな雰囲気の大学のキャンパスで、いきなり僕たちの阿波踊りが始まったら一体どうなってしまうのか。今回はそんな実験をしてみました。アメリカの大学の学生さん達のリアルな反応を、ぜひドキュメントとして見ていただきたいです。最後は衝撃のエンディングになります。絶対にラストまで見て下さいね!
このアーカンソーテック大学という場所は、寶船が行ったアメリカ横断ツアーの時に訪れました。もちろんこの大学で阿波踊りが踊られたのは、この時が初めてです。ていうか、いきなり誰かも分かんない日本人が太鼓とか持ってカフェテリアで太鼓鳴らし始めたら、誰だって戸惑いますよね。
正直一番最初の反応は、微妙でした。笑 みんないきなり始まった阿波踊りに戸惑いもあり、学生さん達の反応は冷ややかなもんでした。映像にもちゃんと映ってますが、中には僕たちが踊ってる目の前でスマホいじってる人もいましたね。笑
僕はこういう時意外に小心者の部分があるので、初めの学生さん達の反応を見た瞬間に「やっぱやめとけばよかったかなぁ」とうっすら後悔している自分もいました。でも、一度始まっちゃったらこっちもそんなに簡単に引けないですよね。こちとらわざわざ日本からはるばるやって来て、阿波踊りの伝統背負ってるわけですから、通りすがりの学生さん達に冷ややかな目線送られたところで、最後までやり切るしかありませんよ。
そんな強い信念を持って、踊り続けていたら、ですよ。面白いもんですね。ちゃんと時間をかけて見せていったら、徐々にわかってもらえるもんなんですね。はじめはそこまで盛り上がっているわけでもありませんでしたが、徐々に、一人二人と見てくれる人が増え始め、最終的にはかなりの人数の学生さん達が、僕たちと一緒に踊ってくれました。
もはやカフェテリアのスペースだけでは収まらなくなってきたので、その後列になって練り歩きまで始まりました。食堂、中庭、とキャンパス内を練り歩いているうちに、まるで映画「フォレスト・ガンプ」に出てくるシーンでもあるかのように段々と踊る人数が増えていき、終いには相当な長さの踊り行列になっていました。
はじめはどうなることかと思いましたが、終わってみれば大成功。本当に絶対忘れない思い出になりました。
このアーカンソーテック大学の企画は、立役者がちゃんといたんですよ。僕やをアーカンソーテック大学に呼んでいただいた小野寺さんです。
小野寺さんはアーカンソーテック大学で先生をやられていて、「ぜひともうちの大学にも来てほしい」ということで様々なご尽力をされためちゃくちゃ熱い方なんです。最初の挨拶の段階で、めちゃくちゃ心の距離を近ずけて接して来てくれて、本当に僕たちに対するリスペクトを感じて、心から感動したのを覚えています。
それから小野寺さんとは、もはやアーティストとクライアントの関係を越えた繋がりになりました。僕たちが踊る直前なんて、「一緒に円陣の中に入れてほしい」とまで言ってくれました。今まで色んな大学や学校で踊ってきましたが、あんなの初めてでしたよ。先生自らが率先して僕らの円陣に入ってくるなんて。それだけこのアーカンソーテック大学のイベントに情熱をかけていたんですね。本当に嬉しいです。
ちなみにこのアーカンソーテック大学の企画は、まだまだ序章にすぎません。実はこのカフェテリアでのパフォーマンスは、その日の劇場公演に挑むまでの言ってみれば予行演習だったわけです。
さぁ、果たしてメインイベントであるアーカンソーテック大学の劇場公演はどういった結果になったのでしょうか。それはまた次回の動画で、見ていくことにしましょう。
(たかし)