どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回は東京都の『アートにエールを!』という事業で、阿波踊りを撮影してきました!
『アートにエールを!』とは、コロナ禍以降文化の灯を絶やさないための対策として、東京都が主導で行われた支援プロジェクトです。様々な分野で活動されているアーティストたちが、オリジナルの動画作品を作り発表するこのプロジェクト。多種多様な作品が数多く発表され、非常に面白いです。
我らが寶船も、この『アートにエールを!』に参加し、動画を発表。めちゃくちゃかっこいいPVが出来上がったので、ぜひともご覧いただきたいです。今回のPVは長野県駒ヶ根市にある寶船専用合宿場「タカラヴィレッジ」で撮影を行いました。長野県の山々をバックにワンカットで撮影されたこの作品は、演目の緊張感と緑豊かなロケーションの見事なコラボレーションに仕上がっています。
そんなPV撮影をしたはいいんですが、現場では様々なアクシデントに見舞われ大変なことになりました。一体どんなことがあったのか?そんな裏話についても、今回は沢山語っていますので、動画の最後まで見逃せませんよ!
まず第一に、今回の痛恨のミスはカメラマンを連れて行かなかったことですよね。自分で思いますが、いくらなんでも計画性無さすぎだろ!笑 現場でいざ撮影ってなったタイミングで、「これ誰が撮ろうか?」みたいになりましたもんね。そんで、しょうがないからリーダーの渉くんがカメラマンをやるっていう、よくわかんない状況になっちゃってね。。笑
で、踊ってる立場からすると、この現場の足場がめちゃくちゃ悪かったのも大変でした。その日は天気があまり良くなくて、土がめちゃくちゃぬかるんでたんですよ。その状況で踊るっていうのが、結構大変で。。だって阿波踊りって、足元でかなり踏ん張って踊る芸能なんですよ。そうじゃないと、なかなか力強い踊りって難しいんですよ。それが、今回足元ぬるぬるですからね。
あと、今回のPVはワンカットの技法で撮ったっていうこともあり、一発勝負の撮影っていうのも緊張感ありました。仮に前半がめちゃくちゃよかったとしても、後半で失敗したらやり直しですからね。本当に最後の一瞬まで、気が抜けない撮影でした。しかも今回の撮影は、めっちゃ泥だらけになるのでやり直しはきかないんですよ。事前に綿密にカメラアングルを何回もリハーサルして、本番に臨みました。
それだけじゃありません。動画を見てもらうとわかるんですが、なんと後半から雨が降り始めましたからね。さすがに雨が降ってきたら、カメラもダメになるのでそれ以上撮影は続けられないじゃないですか。本当に撮影しながら、めっちゃヒヤヒヤしましたよ。ちゃんと最後まで踊りきれんのか?カメラ濡れてないかな?動画ちゃんとカッコよく仕上がってるかな?そんな色んな心配事が頭の中を駆け巡りました。
そんな感じで、様々な苦労を重ねた結果、見事に今回のPVが完成しました!自分で言うのも変ですが、なかなかかっこいいPVに仕上がったんじゃないでしょうか。あんな状況の中で、自力で撮りきったという意味では、よくここまでのものが出来たなとホッとしました。
今の時期は、コロナの影響でなかなかステージに立つ機会が少ない分、こういった今までにない作品を作るというのも面白いですね。とはいえ、次回こそはちゃんとカメラマンの方に参加していただいた上でPVを撮ってみたいです!笑
もしこの動画を見て、「寶船と作品作ってみたい!」と思ってくれたクリエイターの方がもしいらっしゃいましたら、ぜひとも連絡下さい。一緒に素敵な作品作りましょう!
(たかし)