生きること

若者よ、今こそ本気について考えよう。「本気さ」を構成する5つの要素

2017/01/13

今まで、「本気でやります」という言葉を、数え切れないほど聞いてきました。

「満員のスタジアムの舞台に立ちたいです」
そう言って寶船に入ってきた子がいました。

「命懸けでやります。何があっても途中で投げ出しません」
そう言って志望してきた子もいました。

また、バンドをやっていた頃は「武道館を目指そうぜ!」と言っているバンドが周りに何組もいて、大きな夢を語ったものです。

みんな、その瞬間だけを切り取ると「自分は本気だ」と信じていたはず。しかし残念ながら、その「本気」が現在までずっと続いている人はほとんどいません。

仲間に対しては、毎回「どうフォローすればよかったんだろう」と大きな責任感を感じています。そして色んな経験をし、学びがあるたびに、こんな問いが生まれてきました。

「本気」ってなんだろう?

色んな人の”本気宣言”を聞くたびに、それがわからなくなることがあったのです。

「本気さ」を本気で考える。

人は生まれながらに、死へ近づくことでしか時間を過ごせません。生命の不思議と奇跡、そして死への恐怖と自己嫌悪にどう向かい、どう自分を納得させるのか。仕事も遊びも、人を愛することも、全てその前提の上にあります。

その自分の「生命」への解釈が、どう命を過ごすかの集約である「本気」という言葉への解釈に表れるのでしょう。

解釈は様々。「全身の力を振り絞ること」だという人もいれば、「自然体で今を感じること」だという人もいるでしょう。どれもその人にとっての正解であり、そこにその人の”生きる掟”が感じられ、感慨深いものがあります。

だから、自分にとっての本気の基準を思考し定めておくことは、人生にとってとてもプラスになるのではと思いました。

「本気」の要素を細分化してみる

では、本気とはどういうものでしょうか。

自分の胸に手を当て、マグマが煮えたぎり吹き出す感覚を改めて考えてみました。そのことを細分化しカテゴリすると下記の要素がありました。

1. 瞬間的な爆発力(エネルギー量)

一瞬にかける熱量です。刹那的で、儚さ(はかなさ)も孕むものですが、ムーブメントを起こす時まず必須なものだと思います。この熱量は、いつの時代も若者を中心に拡がり、世界を動かしているように思います。熱量は、周りを巻き込む求心力を持ちます。

2. スピード感(速さ・行動力)

世界は、人口73億人が動かしています。この瞬間にも世界中で様々なアイディアが生まれ、経済は回っていきます。一秒一秒、世界は変化しているのです。その速さに対応するために必要なものが、「スピード」です。爆発力がなくても、息を潜めながら瞬時に行動に移す。そんな「本気さ」を兼ね備えた方もいらっしゃいます。

3. 振りきれ方(極端さ)

世界を変えることは、常識を塗り替える作業です。つまり、今「非常識」とされているものに突き抜けられるかも「本気さ」のポイントです。多くの方は、社会的な「人の目」を優先してしまうものです。その中で、振り切って何かにトライしている人は、それだけで本気を感じます。

4. 掘り下げの深さ(探究心)

「本気」ということは、表面的でないものを指します。上辺ではなく、本質的なもの。ということは、その衝動と向き合って思考している人も本気だなぁと感じます。そして思考が洗練され言語化されると、言葉に重みが出てくるものです。
NPO法人HONKI UNIVERSITYの梅原さんも「本気は、本当の気持ち」と表現していました。本当の「内なる声」に耳を傾けているなぁと共感しました。

5. 長期的な意志の持久力(意志の持続)

「やりたいこと」は重要です。しかし「やり抜くこと」はそれ以上に重要であると思います。気分的なやる気はどんな人も持ち合わせているはず。本当の「本気さ」は一過性ではなく、積み上げていくものであると思います。社会的にも人生的にも成功されている方にお会いすると、「意地」に似た信念を持っていることに気が付きます。ある人はそれを「呪い」と表現していました。「楽しい・楽しくない」「好き・嫌い」という次元を超え、『より良い世界に変えていくことの使命=呪いにかかっているよう』と表現していたのです。

やり抜くことで、「本気さ」は鍛えられる

上記の5つの中で、特に個人的に強い「本気さ」を感じるのは、⑤。やはり何事も、続けて成果を出し続けることは「本気じゃなければできない」のです。

有名なマルコム・グラッドウェルの「1万時間の法則」というものがあります。

どんな人も才能が花開くまでには、必ず1万時間打ち込むことが必要である」というものです。

毎日8時間没頭したとして、約3年間。アスリートやアーティスト、起業家など、結果を残す人々は、必ず結果の出ない地道な日々があったはずなのです。

だから、ワンシーズン限りの「本気っぽさ」より、突き抜けた「狂気」を『本気』と呼びたいです。また、成果を出し続けることができる自分でいれば、煮えたぎったマグマを持っているということで、①〜④の「本気さ」も併せ持っていける気がします。

つまり、「やりたいこと」ではなく「やり抜きたいこと」に集中することが「本気な自分を鍛える」ということになるのでは、と思ったのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

皆さんが本気で何かがしたいと思った時、「自分の感情を高めている感情はどんな本気さなんだろう」と向き合ってみてください。何かの新しい世界が見えてくるかもしれません。

「本気」な人が好きです。それは、おそらく今後も変わらない私の美意識だろうと思います。

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米澤 渉
1985年、東京都生まれ。一般社団法人アプチーズ・エンタープライズ プロデューサー。寶船プロメンバー「BONVO」リーダー。山形県米沢市おしょうしな観光大使。日本PRのCM『日本の若さが世界を変える』に出演。「my Japan Award 2014」 にて《箭内道彦賞》を受賞。

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