オフィスの窓、液晶の向こう側、電波の果て

毎日朝出勤すると、まずパソコンの電源を入れます。オフィスの窓からは東京の都心部が一望でき、カンカンに光が射しています。窓際でカーテンをめくりながら外を見ると、やる気と同時に沸々となんとも形容しがたい感情が湧いてくるのです。

モチベーションというより、戦闘本能かもしれません。そう遠くない未来、自分たちの活動をこの街のみんなが知るようになる。そんな都合のいい『思い込み』です。

「今のアプチーズにキャッチコピーをつけるとしたら、何かな?」
「”世界を目指して、なにが悪い”、じゃないですかね」
パソコンで作業をしている樫本と、ふとそんな会話を交わします。

地味にキーボードを打つその液晶の向こう側に、スマホを耳にあてて敬語を必死で使っているその電波の果てに、広い世界は待っています。

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