◎2015/7/24(金) 神楽坂阿波踊り
朝から雷の聞こえる日でした。東京は昼間何度かゲリラ豪雨。お昼頃まで、雷雨が窓を叩きました。湿気の多い猛暑日。天候が不安でしたが、阿波踊りスタート直前に奇跡的に雨は止みました。
寶船は、飯田橋近くの坂下からスタート。神楽坂の阿波踊りは、東京でもトップクラスにハードな会場。歩くだけでも中々しんどい坂を、中腰で踊っていきます。
歴史ある街並みに、たくさんのお客様が並びます。昨年よりさらに来場者が増えたような気がしました。
「おかえりー!ヨーロッパお疲れさま!!」
たくさんの方から声をかけていただきました。皆さんホームページやFacebookを見てくださっているようで嬉しいです!
長い坂が続きます。心臓が痛み、ふくらはぎや肩が限界に来たところで、毘沙門天本部前に到達。
「寶船!!いけー!!!」
様々な連の踊る阿呆の皆様が、この日は見る阿呆になっていて、声をかけていただきました。
鳴り物、歓声、掛け声、混ざり合って無秩序の中に祭りの高揚感。声援に疲れが吹き飛びます。
皆様の声援に応え、体力の配分を忘れスパートをかけると、直後にドッと疲れが!そんなタイミングの場所に、今度は一眼レフを構える仲良しのカメラマンさんの姿。手抜きなんてしてられません!
意識も飛びそうな中で皆様の声援や笑顔をいただくと、大きなパワーもらいます。しかし、ちょうど坂を上りきったゴール地点で、事件は起きました。
頑張り過ぎたためか、大太鼓を叩いていたメンバーがアスファルトに倒れこんだのです。一瞬意識が飛んだそうです。
原因は、軽い脱水症状でした。その場にいた方、本当に本当にご心配おかけしました。病院に運ばれましたが、休んだら夜のうちに元気になりました。
寶船のファンの方はご存知の通り、私たちは鳴り物も全力。体力配分や、体調管理はこれからしっかり改善すべき。でも倒れるまで一生懸命やっていたKくんに拍手です。
組踊りは、大太鼓リーダーのKくん不在のため、アバレンの後、輪踊り。練習とは違うセットリストでした。メンバー一同、戸惑うことなく頑張っていました。アクシデントも祭りの魅力です。
集まっていたお客様と写真を撮り、最後は全員で乱舞。エネルギーをリズムに乗せると、空間にうねりが生まれます。その「うねり」が好きなんです。
神楽坂の皆様、また来年もよろしくお願いします。