【検証】スペイン人15万人の前で阿波踊りしたら盛り上がるのか?/バルセロナ・サロンデルマンガ・マンガサロン

どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回阿波踊りしてきた場所は、スペインの『バルセロナ』です!

およそ15万人もの人が来場するスペイン最大のジャパンカルチャーフェス『サロン・デル・マンガ』っていうイベントに出演してきました。マンガやアニメ、ゲームなどのオタクカルチャーが大好きなスペイン人が集まり、みんな自分たちの好きなコスプレをしてイベントに参加します。このようなカルチャーがスペインでも相当根付いていることにめちゃくちゃ驚きました!改めてジャパンカルチャーのポテンシャルを感じるフェスでした!

◉SALÓN DEL MANGA BARCELONA 2017 | COSPLAY VIDEO

寶船は今まで、フランスやイタリアのジャパンカルチャーフェスにも出演してきたのですが、今回のスペインの雰囲気も独特でしたね。スペインはやっぱ情熱の国ってだけあって、お祭りごと大好きなんだなって思いました。なんかみんなテンションめっちゃ高いんですよ。こういうフェスに来ると毎回思うんですけど、海外の方の日本文化に対する情熱と掘り下げって半端ないんですよね。ヨーロッパの人にとっては日本って相当遠い国だから、かえってその遠さがある種の憧れに繋がってるのかもしれないですね。

フェスを歩いてると笑っちゃうのが、たまにスペイン人が日本語で「コンニチワ」とか言ってるのが聞こえてくるんですよね。多分アニメか何かで勉強したんでしょうね。そういうの見てると日本人として、めちゃくちゃ嬉しいんですよ。ここまでスペインではジャパンカルチャーをリスペクトしてくれている人が沢山いるってことですもんね。

そんなジャパンカルチャーフェスでの寶船の立ち位置って、意外とプレッシャーだったりするわけです。笑 というのも、こういうヨーロッパのイベントって基本運営は現地の方がやっていることが多いんですね。だから向こうの人からすると、僕らを「わざわざ本場日本から本物が来てくれた」みたいな目線で見るわけですよ。正直中途半端なものは見せられないですよね。もちろん現地の人は、阿波踊りなんて文化は誰一人として知りません。僕たちのパフォーマンスが日本のイメージの象徴になるわけです。それってやり甲斐もあるげど、日本代表としてのプレッシャーもありますね。

そんな中で、始まった僕らのステージ。まず持ち時間に驚きましたね。なんと90分間!!最初聞いた時、「えっ?うそでしょ?」って正直思いました。だってこういうフェスの1アーティストの持ち時間って、せいぜい20〜30分くらいがいいとこですよ。それを90分って。それワンマンライブ級の長さですからね。

その持ち時間の間、お客さんを飽きさせず帰らせないのって結構大変なんですよね。だってイベントには、僕ら以外にも見るものなんて山ほどあるわけですよ。買い物もできるし、コスプレショーもあるし、グルメもあるし。しかも、当然スペイン人は日本語なんて通じないじゃないですか。そんな状況の中で、90分間見せきるって至難の技なんですよね。

そんな厳しい戦いの中、今回のステージで一番力を発揮したのは、何と言ってもMCの渉くんでしょうね。横で見てて、僕らメンバーですら「すげえ」って思いながら見てました。だって、英語も喋れない、もちろんスペイン語も喋れないような渉くんが、大勢のスペイン人をMCで惹きつけちゃってるんですよ。

最初はマジでお客0人くらいの状態から、最終的に何百人単位のお客さんを連れて来ちゃう渉くんのMC力!今回はそれに相当助けられました。一体渉くんがどんなMCで惹きつけたのかは、動画の中で詳しく解説してるので、ぜひ見て下さい。

そして、スペインの方々と一緒に阿波踊りを踊ってるシーンも映ってるんですが、これがまた最高すぎです!ぜひ見てほしいです。スペインって、「世界で一番踊り好きの国」とかたまに言われるんですけど、本当ですね。マジ最高だった。またバルセロナ行きてーー!

(たかし)

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