どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回阿波踊りしてきた場所は、徳島の阿波踊りです!
毎年お盆の時期に行われる徳島の阿波踊りの中でも、最も激アツなシーンを今日は特別にお見せしたいと思います。これぞ徳島の熱量!これぞ本場の魂!ってな感じです。今回の動画では、僕らが毎年めちゃめちゃお世話になっている「本家大名連」という阿波踊りのグループの皆さまと一緒に輪踊りをしている風景をご覧下さい!
徳島市阿波踊り初日
本家大名連さんとの輪踊り♪
寶船さんも加わり、とても盛り上がりました!!
みのだ連は初日のみの参加でしたが、徳島市阿波踊りは15日までありますので、足をお運びいただき、ぜひ盛り上がりを体感して欲しいです👍✨#阿波踊り #徳島市阿波踊り#本家大名連 #寶船 #みのだ連 pic.twitter.com/PA4eIftvxU— 阿波踊り みのだ連 (@__minoda) August 13, 2019
輪踊りとは、阿波踊りの世界で代々伝わる風習の一つで、文字通りみんなが輪になってバカ騒ぎするってやつです!笑 クラブカルチャーの世界の言葉で言うと「レイヴ」みたいな感じですかね。踊り子から鳴り物から、挙げ句の果てにはお客さんまで色んな人が輪の中に入って来て、最終的にはデッカい台風が出来上がったかのようなエネルギーに包まれます。ここまでの大きな輪踊りの風景っていうのは、やはり本場徳島でしか味わえないもので、僕が知る限り日本で、いや、世界で見てもトップクラスにテンションアゲアゲな状態になります。
この徳島の輪踊りの雰囲気だけは、実際にその場にいないと伝えきれない素晴らしさがあります。ネット上でこんなこと言うのもナンですが。笑 でも実際そうなんですよ。あの徳島独特の阿波踊りのエネルギーって映像だけだと伝わりきってないんですよね。あの場所の気温とかみんなの体温とか、声とか汗とか色んな要素が積み重なって本当の“祭り”って出来上がるんだなって思います。なのでまだ徳島の阿波踊りを味わったことがない方は、一度は行ってみてほしいですね。本当に世界観変わりますよ。
何と言っても、子供からお年寄りまで老若男女どんな人でも熱狂してるのがいいんですよね。エンタメやってると、そのことがどれだけ奇跡なのかがよくわかります。やっぱ若者文化の中にお年寄りが入ってくるっていうのは、ちょっと厳しいものがありますし、逆にお年寄りの輪の中に若者は飛びつかないですもんね。でもその点、阿波踊りの場合、小さな子供から、地元のおっちゃん達までみんな本当に楽しそうですよね。
そして、今回絶対にご紹介させていただきたいのは何と言っても、僕らが徳島に行ったら毎年必ずコラボさせていただく本家大名連さんの存在です。特に本家大名連さんで締め太鼓を担当している「スガさん」がハンパねえ最高なんすよ!完全に阿波踊り界のロックンローラーといったらスガさん一択です。僕も普段寶船で締め太鼓を担当することが多いので、いつもめちゃくちゃエネルギーもらってますね。
本家大名連さんの中でもスガさんだけはルール無用の治外法権みたいなところがあって、とにかく「俺がルール」的なバイブスで、めちゃくちゃイカちいんすよ。例えば、スガさんが左に向かって煽り出すとするじゃないですか。そしたら、すかさず僕は右行って煽りまくるんすよ。もうね、ミック・ジャガーとキース・リチャーズの世界観ですよ。あの場を支配してるのは、完全にあのイカれたロックンローラーで間違いないです。
でも、冗談抜きに本家大名連さんみたいな徳島のグループの方々が、寶船を認めてくれるって、僕らにとっては本当に嬉しいことなんですよね。僕らって東京の片隅で始まった阿波踊り界のいわばアウトサイダーなわけじゃないですか。だから正直、ある時期まで徳島の阿波踊り業界に若干コンプレックスとかもあったんですよね。本場徳島の方々って、僕たちをどう思ってるんだろうってずっと怯えてたりしたんです。
でもそんな時に、僕たちの肩をポンッと叩いて、大手を振って寶船を認めてくれたのが本家大名連さんだったんです。本当に感謝しかないですよね。
もちろん本家大名連さんに限ったことではありません。徳島の沢山の阿波踊りグループの方々に、寶船は今まで何回も助けられてきました。自分ではアウトサイダーって思ってたけど、実際勇気出して徳島に飛び込んでみると、意外にも全然孤独じゃありませんでした。むしろ本気で阿波踊りをやってきた方であればあるほど、新しい可能性、フレッシュなエネルギーに対して寛容で、リスペクトし合える関係を作ってくれている感じがします。
今はコロナ禍で、次いつ徳島で阿波踊りが踊れるようになるのかわかりませんが、やはり大げさじゃなく人類が生み出した最高の財産として、何としても阿波踊りのカルチャーは残していかなくちゃですね。
(たかし)