どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回阿波踊りしてきた場所は、徳島の夏フェス『BLUE FES』です!
徳島の小松海岸というビーチ沿いで行われたこのフェスは、Def TechさんやMINMIさんなど数々のビッグネームのアーティストが出演されました!そんな錚々たる顔ぶれが揃う中、なんと寶船がフェスの大トリに大抜擢されました!これはヤバすぎですね!
◉『BLUE FES Tokushima 2019』アフタームービー
いやぁ、いくら何でも運営スタッフさんの無茶振りが凄すぎましたね。だって僕らが大トリだよ?普通に考えて「寶船ってだれ?」って感じじゃないですか。お目当てのDef TechさんやMINMIさん見終わったら帰っちゃいますよね、普通。まじでプレッシャー半端なかったです!笑
でも、こういう時の寶船のヤケ糞テンションって、意外となかなかの馬力発揮したりするんですよね。人間、カッコつけたり気取ったりしてる時ってまだまだ余裕があるんですよ。それすらも出来なくなって、もう必死になってとにかくどんな手段を使ってでもお客の心を掴もうと遮二無二なってる時って、やっぱ伝わるんですよね。僕らの気持ちが。
そのくらい追い込まれるステージって一年に何回かしかないんですが、このBLUE FESのステージは明らかにそんな感じでした。
それにやっぱり徳島って阿波踊りの街じゃないですか。こっちは“阿波踊り”っていうデッカい看板背負ってるっていう気持ちもあったから、これでスベったら「寶船がスベった」だけじゃなくて、下手したら「阿波踊りがスベった」って思われるんじゃないかってプレッシャーも確かにありましたね。
相手はDef TechさんやMINMIさんっていう超強者ばっかりでしょ。それは本気で挑まないとボロ負けしますよね。しかも、どのアーティストさんも全然容赦してくれないんですよ。みんな全力尽くしてステージやられるから、「プロだなぁ」って感動する反面、ステージが近づいてくるにつれて恐怖心も倍増してきたのをめちゃくちゃ覚えてます。
肝心のパフォーマンスですが、相当な熱気を作れたんじゃないかと自分では思ってます!何より徳島のお客さんがあったかくて本当にホッとしました。僕らのパフォーマンスがキマる度に沢山の拍手と声援で応えてくれて、踊ってて本当に気持ちよかったですね。
フェスが終わってしばらく経っても、BLUE FESを観てくれた方に声かけられて「あの時よかったですよ!」って言っていただけたりして、本当に誠心誠意全力で挑んでよかったなと心から思いました。その瞬間寶船とお客さんの気持ちが本当の意味で繋がったと実感できました。
フェス終わりにDef Techさんに言っていただけた言葉、
「阿波踊りは古(いにしえ)のレゲエだね」
というのは、そういう意味なのかもしれないですね。
(たかし)