どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回アップしたのは、ホンジュラスの国立音楽学校です!
2020年2月に行った、中米5カ国を回る「中米カリブツアー」の一環で訪れたホンジュラスという国。この音楽学校の野外ステージで、なんと90分間の単独公演を行ってきました。
初めていく国で、しかも若い子たちに、それも野外っていう環境の中、90分間のステージ。一体どうなってしまうんでしょうか。ただでさえ初めての国で90分間のステージって、緊張感でいっぱいなのに。その時の様子をぜひ動画でご覧下さい。
まず、日本人からするとホンジュラスってどんな国なのか意外とわかんないですよね。ネットとかで検索しても「治安が悪そう」みたいな記事ばかりが目立ちます。もちろんそういう側面が無いとは言えません。しかし、そういった漠然としたイメージばかりが先走って、本来のホンジュラスの魅力や、現地にはどんな方々が住んでいるのか、ということが見えにくくなってしまうとしたら、本当にもったいないことな気がします。
僕らにとってホンジュラスという国のイメージって、「人が優しい」っていうイメージなんです。実際に行ってそういう印象を受けました。やっぱり実際に行って、この目で見たもので判断するって本当に大事ですね。
今回のイベントでも、音楽学校の生徒さんたちが自らイベントスタッフをやってくれて、本当に頼もしかったです。若い子たちのピュアな目の輝きっていうのは、万国共通で心が温まるもんですね。いつものようなプロのスタッフさんたちの安定した仕事ぶりもいいですが、こうやってたとえ未熟でも一生懸命若い子たちがスタッフをやってくれる日っていうのも、これはこれで気合いが入るものなんです。一体何が人の心を動かすのかわからないですね。
そして、ホンジュラスのツアーでは、ちゃんとしたプロのSPの方々がついてくれたのも印象的でした。やはりホンジュラスっていう国は、治安の関係で僕らだけでフラフラ歩くっていうのは、ちょっと危険が伴う場所なんです。そんなわけで今回、人生で初めて本格的なSPの方々に全ての時間付き添っていただきました。
いやぁ、なんか興奮しましたね。映画とかではSPってよく見かけますが、本物を見るとやっぱかっこいいですね、シンプルに。何がかっこいいって、やっぱ人の命を守るために、自らの命を投げ出す覚悟ができているってことですよね。見た目がどうとかじゃありません。この腹の決まり方が、単純に生き物としてめちゃくちゃ強いなって思うんですよね。
冷静に考えると、もしも何かあった時にはこの人達に命を預けるってことじゃないですか。それって、めちゃくちゃ感動しますよね。そして、信頼関係が半端なく出来ますよね。
ホンジュラスの滞在はトータルで4日間とかだったんですが、最終日にはもう信頼関係が完全に出来上がってて、もはや家族みたいな存在になってましたもんね。最後まで頑なに緊張感を崩さず僕たちを守ってくれたSPさんですが、最終的に一緒に記念写真を撮った時だけは、顔がちょっとだけ緩んだのが本当に嬉しかったです。
無事に危険なことが何もなくホンジュラスのツアーを終えることが出来たのも、こういったスタッフさん達の涙ぐましい貢献のお陰ですね。本当に色んな人に支えられたホンジュラスの時間でした。
(たかし)