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メキシコの旧日系人強制収容所で阿波踊りしてきた/全メキシコ日系人大会

2021/04/24

どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回は、日本とメキシコの国交130周年を記念して行われた『全メキシコ日系人大会』というイベントで、阿波踊りを踊ってきました。

今日の動画は日本とメキシコが歩んできた壮大な歴史を踏まえて見ると、より深く感動します。かつての戦争が生んだ悲劇。その傷口を、長い年月をかけて癒してきた壮大な物語。培ってきた日本とメキシコの絆。その集大成が、今回の動画なわけです。日本からはるか遠いメキシコの地で、こんな素敵な日本人の方々がいるんだ。今日はそんな想いにふけりながら動画を見ていただけると嬉しいです。

今回のイベントは、これまで約60年以上も日本とメキシコの文化を繋いできた日墨協会の皆さんが、主催となって行われました。多分普通に動画を見てるだけだと「メキシコの観光地かな?」くらいにしか思わないと思います。しかしこの場所は、僕たち日本人にとっても所縁のある場所なんです。
今回の寶船が踊ったのは、第二次世界大戦の時に日本人や日系移民の方々の隔離施設として使われていた場所でした。日本人にとってもメキシコ人にとっても、痛ましい戦争の記憶。あの時の傷口の一端が、ここで垣間見れるわけです。

やがて戦争が終わり、メキシコに残り続けた多くの日本人がいました。彼らはメキシコの地で、長い時間をかけて日本とメキシコの友好関係を築き上げてきました。彼らは現地でメキシコ人と結婚し、次世代へと家族を増やしていきました。やがて彼らのことを、人々は在メキシコ日系人と呼ぶようになりました。

今回のイベントは、そんな在メキシコ日系人の方々に向けて行われたんです。イベントに集まった多くの方々は、お歳を重ねられた人生の先輩たちばかり。みんなかつては日本に住んでいた、れっきとした日本人です。メキシコに住んでるとはいえ、アイデンティティは日本にあります。

そんな日系人の方々は、寶船と阿波踊りを踊ることで、何十年ぶりに自分のルーツと出会ったんです。その瞬間に立ち会えた時の感動は、とても言葉で表せるものではありませんでした。

阿波踊りが呼び覚ました日本人のルーツ。遺伝子レベルで湧き上がる祭りのエネルギー。まさしく阿波踊りの力で起こした“奇跡”を、僕らは目の当たりにしました。
先の戦争というのは、日本もメキシコもお互いに多くの悲劇を生みました。しかし、時代は確かに変わりました。今、僕らの目の前で、みんなが踊っている景色を見た瞬間、僕は「世界って繋がるんだ」って心の底から思いました。

だからこそ今回のイベントは、この場所じゃないとダメだったんです。かつての記憶が残るあの場所で、僕らがピースを生み出す。これこそが、今回のイベントのゴールだったわけです。

僕らはあの時、まさに歴史が動いている瞬間を見ました。僕らがやってきたことなんて、たかだか阿波踊りです。でも、確実に阿波踊りで世界を変えることができる。そう実感出来た、貴重な体験でした。

(たかし)

このイベントはコロナ禍以前に行われました。
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米澤 陸
1991年、東京都生まれ。寶船のプロメンバー「BONVO」に所属し、年間200ステージを越える公演に出演。奇抜なメイクと、パントマイムやダンスを取り入れたオリジナリティ溢れるパフォーマンスには定評がある。

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