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異国の地!グアテマラの山中都市、ケツァルテナンゴで阿波踊りしてみた!

2021/10/08

どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。

今回は中米・グアテマラの『ケツァルテナンゴ』という街で踊ってきました!

有名なマヤ文明の歴史にも深く関わりのあるこの街は、中米の他の地域ともまた違う独特の雰囲気の街でした。

実際に現地の文化に触れてみると、意外にも僕たちのやってきた阿波踊り文化とも深い共通点がありました。今日は、そんなグアテマラのケツァルテナンゴという街にスポットを当ててみたいと思います。

今回の企画は、グアテマラの方々と阿波踊りワークショップをするというものでした。グアテマラの方々はみんなリズム感が良く、僕たちが教える阿波踊りをすぐに習得していきました。とても今日初めて踊ったとは思えないくらいみんな踊りが上手く、僕たちの方が驚いてしまうほどでした。

そうやって現地の方々と一緒に阿波踊りを踊っていると、グアテマラの方々と日本人ってどこか感性がとても近いような気がしてきました。

グアテマラのケツァルテナンゴという街は、今だに先住民の方々の血が濃く残っており、他の地域とは違う独自の文化が継承されているそうです。

特にグアテマラの文化で印象的だったのは、死生観の部分でした。公演の後に現地のお墓に行ってみたのですが、僕らが想像していた以上に、墓地全体がカラフルでオシャレでポジティブなオーラを感じました。

グアテマラの方々は、人の“死”というものを必ずしもネガティブに捉えるのではなく、明るく故人を送り出すことが死者へのリスペクトなんだ、という死生観を持っているそうです。

この文化は、阿波踊りともとても共通しているものがあります。阿波踊りも元々はそういう死生観が、ルーツになっていると言われているんです。

阿波踊りは元々「阿波の盆踊り」と呼ばれ、亡くなったご先祖様のために踊られるものでした。せっかくお盆の時期にご先祖様に会えるんだから、楽しく踊ろうよ。この精神が阿波踊りの根本を創っています。

この部分の感性が、グアテマラの方々ととても近いものを感じました。人は生まれてきて、必ずどこかで死んでいきます。始まりがあるなら、終わりもあるのが人生。その絶対的な自然の摂理を、どう捉えていくかが文化だと思います。

亡くなった方に対する弔いの気持ちは、必ずしも“悲しみ”だけを帯びているわけではありません。その人への尊敬の気持ちや、愛情があるからこそ、明るく死を捉える。そういう感性が、阿波踊り文化とグアテマラの文化が共通しているように感じました。

こういう他文化の価値観がリンクする瞬間って、本当に不思議ですよね。グアテマラは日本から見ると、地球の反対側に位置するとても遠い国です。なのに実際に現地の文化に触れてみると、日本文化と共通している価値観がたくさんある奇跡。

世界には今だに解明されていない不思議なことがたくさんあります。こういう奇跡的な瞬間に立ち会えるから、世界ツアーがやめられないんですよね。

(たかし)

このイベントはコロナ禍以前に行われました。

 

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米澤 陸
1991年、東京都生まれ。寶船のプロメンバー「BONVO」に所属し、年間200ステージを越える公演に出演。奇抜なメイクと、パントマイムやダンスを取り入れたオリジナリティ溢れるパフォーマンスには定評がある。

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