インドで阿波踊りしてきた!!!/Cool Japan Festival 2014

どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回は、インドで阿波踊りをしてきました!

インドのムンバイで行われた『Cool Japan Festival』というフェスに呼んでいただきました。このイベントは、日本のカルチャーをインドにPRするためのイベントで、会場にはおよそ10万人ものお客さんが詰めかけました。

何と言ってもこの時は、寶船がプロになって初めての海外ツアーだったんです。今となっては世界の色んな国でツアーを行っていますが、この時はまだ海外に慣れていないメンバーたち。今日はそんな初々しい寶船メンバーの姿をご覧下さい。

今回の動画は今からおよそ7年前、2014年1月の時のものです。寶船が法人化したのが2012年10月なので、当時はプロになってからまだ一年ちょっとしか経っていない時期でしたね。

今回の動画は、あまりに初々しすぎて若干恥ずかしさもあります。笑 しかし、このインドツアーの物語というのは、寶船の歴史を語る上で、避けて通ることは出来ません。そのくらい重要なツアーだったんですよ。

今思うと、プロになって初の海外ツアーがインドだったというのも、すごく運命的でした。初っぱなからめちゃくちゃ濃い体験が出来たことで、僕らの世界への意識がより高まることに繋がりました。

僕らが行ったインドのムンバイという街は、アカデミー作品賞にも輝いた映画『スラムドッグ$ミリオネア』の舞台にもなった場所です。この映画にも描かれている通り、ムンバイは世界で最も貧富の差が激しい街と言われています。

実際に行ってみると、その現実は、映画で描かれている通りのものでした。イベント会場に向かう車中、見るからにスラム街と思しき街並みが、次から次へと目に飛び込んできました。ゴミ置き場で寝転んでる少年。道端で焚き火をしている老人。道という道に、何千何万もの人々がひしめき合っている風景。その一つ一つの景色が、僕らの胸に突き刺さってきました。

そんな景色とは裏腹に、僕たちの伺った会場は超VIP待遇のリッチな雰囲気でした。ショッピングモールにはハイエンドなブランドが立ち並び、見るからにミリオネアやビリオネアのセレブたちが普通に歩いている世界。このギャップにまず驚きました。

ある種ムンバイという街は、世界のおかれている“現実”を凝縮しているような場所です。そこで目の当たりにした現実というのは、現在の僕たちの生活と無関係ではなく、改めて寶船が踊る本質的な意味を考えるきっかけになりました。

この時のツアーで、得たものは非常に大きかったです。阿波踊りは、社会課題を解決する糸口になり得る、という自信を持つことが出来ました。この時の体験がなかったら、明らかにその後の寶船の活動も変わっていたことでしょう。

寶船にとってかなり重要な意味を持つこの時のインドツアー。そもそもこのツアーがどういう経緯で立ち上がったのか。このストーリーもめちゃくちゃドラマチックで面白いです。その辺りは、ぜひ動画でご覧下さい。

インドにはまだ一度しか行ったことがないので、またいつか必ず踊りに行きたいです。

(たかし)

このイベントはコロナ禍以前に行われました。

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