【超絶技巧】ゲーム実況の原点!?『活弁士・麻生 子八咫(あそう こやた)』さんに話を聞いてみた!

どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回は、活弁士の『麻生 子八咫(あそう こやた)さん』がゲストに来てくれました!

活弁士とは、サイレント映画に声をつけ、映画をより面白く盛り上げる方々です!その歴史は古く、およそ100年前の映画にまだ声がついてなかった頃、日本各地で活弁士さんが大活躍していたと言われています。

今回登場する子八咫さんはそんな活弁士の伝統を受け継ぎ、今の時代に活弁の魅力を伝えている活弁業界の期待の星です。今回はそんな子八咫さんに、『活弁って何?』『何で活弁士になったの?』『活弁をやる中で苦労したことは?』といったトピックでお話を伺ってきました。そしてなんと、子八咫さんに実際に活弁をしていただきました!ここでしか見られない映像の連続。最後の一瞬まで見逃せません。ぜひごゆっくりお楽しみ下さい。

今回の動画は、映画好きにはたまらない内容になっています!映画に詳しい方であれば、「サイレント映画」というワードを聞いて色んな作品が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?かつて映画が生まれたばかりの頃は、映画に音声をつける技術がありませんでした。当時の映画スターは劇中でセリフを喋れない代わりに、表情や身振り手振りで演技をしていました。

そんな当時の映画業界では、いわゆるドタバタコメディーが大流行!チャールズ・チャップリンやバスター・キートン、ハロルド・ロイドなど、コメディー映画のスター達が一世を風靡していました。


その頃、日本にもそういった映画が輸入され、沢山の人々が劇場に詰めかけたと言われています。そんな時に大活躍したのが、映画のストーリーテラーである活弁士さんだったわけです。

やがてトーキー映画が登場し、サイレント映画のカルチャーは時代と共に廃れていってしまいました。しかし、活弁士さんの芸というのは、それでも脈々と受け継がれ、今日でも子八咫さんのような方々が活発に活動されています。

僕のようにニッチな業界で活動している人間としては、今回の子八咫さんのお話はとてもシンパシーを感じました。トーク中におっしゃられていましたが、学生時代に中々友達に活弁士をやってるって言えなかったっていうエピソードは、僕は痛いほど気持ちがよくわかります。

そしてまた、親子で同じ芸の道に進む大変さも、非常に共感することが多いです。芸の道を極めるには、時には厳しい指導を受ける時間も大切です。師匠であるお父さんに、一日中厳しく稽古をつけられる日々。僕の父も昔は本当に厳しい人だったので、育ってきた環境も似ているのかなぁと思いました。

今回は子八咫さんに実際に活弁をやっていただいたんですが、間近で見ると臨場感が全然違いますね。昔から僕はチャップリンの映画が大好きで、ことあるごとに見返してきましたが、生の活弁のパフォーマンスと同時に見ると、感動もより深いものになりました。

そして動画の最後には、なんと寶船のパフォーマンス動画でも活弁をしていただきました。はっきり言って相当な無茶振りでしたが、流石プロですね!めちゃくちゃ最高に仕上げていただきました。

ぜひいつか活弁と阿波踊りで何かコラボレーションが出来たら面白いですね。子八咫さん、ゲストに来ていただき本当にありがとうございました!

(たかし)

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