【意外な展開】徳島の駅前で阿波踊りをしてみたら…/徳島市阿波おどり・そごう前ステージ

どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回は阿波踊りを、徳島駅の目の前で踊ってきました!

徳島駅前の大型デパート『そごう』前には大きなステージがあり、お祭りの時にはそこで数々の阿波踊りグループが踊ってきました。その風景はお盆の時期の風物詩となり、阿波踊りファンに長い間親しまれてきました。

そんな徳島で愛され続けたそごう徳島店は、残念ながら2020年の8月末をもって惜しまれつつも閉店。今日見ていただく映像は、そごう徳島店前で踊れた最後の日のステージです。今では二度と見れないそごうでのパフォーマンス。今一度この動画を見ながら、徳島の阿波踊りとそごうの物語を噛み締めていくことにしましょう。

このそごう前ステージというのは、阿波踊りをやっている人間にとっては非常に特別な場所です。あのステージに立つたびに、相当の覚悟をもって挑んできました。なぜならこのステージには阿波踊りに造形が深く、かなりの審美眼を持った阿波踊り通の方が沢山集まるからです。

普段の寶船のステージは、阿波踊りを観たことがない方に向けてパフォーマンスすることが多いですが、このそごう前ステージは真逆です。集まるお客さんは、ほとんど阿波踊りに目が肥えている方々ばかり。出演する立場からするとこんなに怖いステージはありません。ここだけは下手なパフォーマンスは見せられないんですよ。

そんな歴史あるそごう前ステージの中でも、今日の動画のステージは、特に貴重なものとなっています。というのもこの日は2019年の夏、つまりコロナ禍前最後のタイミングであり、その翌年の2020年にはそごうが閉店してしまったので、結果的にこのステージで踊れたラストパフォーマンスだったわけです。

今まで寶船は、阿波踊りの新しい形を模索しながら我武者羅に走ってきました。時には沢山のご批判の声もありました。それでも僕らは諦めず、日々僕らなりの阿波踊りの形を追求し、徳島の方々に認めてもらおうと必死に食らいついてきました。

今日の動画は、寶船と徳島の方々との物語が、ひとつのハッピーエンドとして着地した瞬間を捉えています。寶船と徳島の方々の阿波踊り愛が、そごう前ステージでひとつになりました。真に阿波踊り文化を愛し、真剣に向き合った人だけで成立している空間。この時ほど伝統芸能の奥深さを知った瞬間はありません。本当に最高でした!

徳島で、寶船を応援して下さる方には大きく2種類の人がいます。1つは、フレッシュな若者。寶船のパフォーマンスは、常に新しさを追求しているので、若いエネルギーに支持されることは非常に嬉しいです。

そしてもう1つは、年配の方々。これが、以外と多くいらっしゃるんですよ。戦後70年以上、ずっと徳島駅前で阿波踊りの歴史とともに生きてきた方々は、一周回って僕らのような新しい阿波踊りを面白がっていただくことが多いんですよね。阿波踊りの歴史を、自らの目で見てきた大先輩に認めていただくというのは、本当に踊り子冥利に尽きます。

動画の後半では、徳島のとあるかき氷屋のおじいちゃんとのエピソードが語られています。この物語に、寶船と徳島の方々とのふれあいが集約されています。阿波踊り界の異端児として出てきた僕らですが、今ではこうやって地元のおじいちゃんにも愛されてるんだなぁと思うと、ふと胸が熱くなります。

徳島で生まれた世界最強の文化、阿波踊り。その魅力を少しでも広めようと、僕らは明日からも走り続けます。今はコロナで踊れない日々が続いていますが、一日でも早く徳島でみんなが気持ちよく踊れる日が帰ってくることを切に祈っております。

(たかし)

このイベントはコロナ禍以前に行われました。

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