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イタリアに阿波踊りをしに行ってみた!/シチリア・エトナコミックス

2021/09/11

どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。

今回は阿波踊りを、イタリアのシチリアで行われた『エトナコミックス』で踊ってきました!

『エトナコミックス』は、イタリアで三番目に大きなコミックフェスで、およそ8万人もの観客が集まります。

陽気なイメージがあるイタリアの中でも、特に陽気な地域と言えばシチリア。そんなシチリアで行われるこのフェスは、テンションがめちゃくちゃ高くて最高でした!以前、このフェスのメインステージに出た時の動画を投稿しましたが、今回は別の場所で踊った時の映像をご覧いただきます。

【イタリア人8万人!】イタリアで阿波踊りしたら大変なことになった。/エトナコミックス

このフェスの最大の魅力は、「みんなと仲良くなれる」という点だと思います。良い意味での手作り感がどこか残されていて、アーティストもスタッフも、最終的には肩を組めるくらい心の距離が近くなります。

コンテンツの内容だけでなく、みんなで作り上げていくプロセスが楽しいフェスなんですよね。まるで8万人規模の文化祭のような感じです。

普通こういう数万人規模のフェスになってくると、当然大きな会社が入ってきたり、沢山のお金が回っていく中で、どこかビジネス感が出てくることがほとんどです。

もちろんエトナコミックスも色んな会社やメーカーが絡んではいるんですが、堅苦しい感じは全くなく、みんなフランクなんですよね。その感じが僕らは本当に居心地が良く、いつまでも遊んでいたいと思いました。

元々僕は、高校生の時に文化祭の実行委員長をやっていた経験があるので、普通の人よりみんなでイベントを作り上げる文化祭のような空間に思い入れがあるのかもしれません。

これは今の仕事にも直結する話ですが、イベントで一番大事なのは結果よりもプロセスなんですよね。どういう物語を経て、このイベントに至ったのか。そのストーリーをアーティストもスタッフもお客さんもみんなで共有していると、そのフェスは本当に素晴らしいものになります。

そういう意味で今回のエトナコミックスは、理想的なフェスですね。みんなでストーリーを共有し、人と人の心の距離も近く、尚且つ集客力も数万人規模。こんなバランスのフェスは、世界中探してもなかなか見つかりません。

こういうスタッフとの距離が近いイベントでは、打ち上げでのテンションも最高です!フェス最終日に、関係者のみの打ち上げパーティーに参加させてもらったんですが、みんな踊りまくりでびっくりしました。

日本人の感覚だとイベントの打ち上げって、どこかのレストランで乾杯とかするのかな、って想像してたんですが、イタリア流は全然違いました。クラブを貸し切って、DJが爆音でラテンの音楽を流して、朝まで踊りまくる。これがイタリア流みたいです。

僕らも相当踊り好きな方だと思ってましたが、イタリア人の踊り好き加減には本当にびっくりしました。こんだけ踊りが好きな国であれば、僕らの阿波踊りとの相性はぴったりですね。

また必ずエトナコミックスに出たいです!

(たかし)

このイベントはコロナ禍以前に行われました。

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米澤 陸
1991年、東京都生まれ。寶船のプロメンバー「BONVO」に所属し、年間200ステージを越える公演に出演。奇抜なメイクと、パントマイムやダンスを取り入れたオリジナリティ溢れるパフォーマンスには定評がある。

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