どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回は阿波踊りを、世界最大のジャパン・フェスティバルである『Japan Expo』の大トリで踊ってきました!
フランス・パリで行われるこのフェスティバルは、なんと4日間で25万人ものお客さんで賑わいます。世界中の日本文化オタクが集結するJapan Expoが持つエネルギーというのは世界の中でも独特で、寶船も2014年から毎年出演し続けています。
そんなJapan Expoの歴史の中でも、とりわけ“伝説”と言われているステージが、今日ご紹介する2019年の大トリのステージです!最初に言っときます。今日の動画は、ハンパないっす!やべえっす、マジで。きっとあなたの想像の上を行く凄まじいエネルギーのステージを、どうぞご自身の目で体感してみて下さい。


いやぁ、改めて見ても、このステージは伝説ですね。ちょっとこの時ばっかりは、本来の寶船の持つポテンシャルを遥か超えて、異次元の世界まで到達してるレベルのステージですよ、これは。なんと言っても4日間のフェスの最終ステージですからね。ステージの周りには、すでに自分の出番を終えた全てのアーティストの方々が集まり、そして色んな持ち場での仕事を終えたほとんどのスタッフさん達が駆けつけ、フェスを楽しんだ全てのお客さんが一堂に会する、まさにこのステージは、Japan Expoの集大成なわけです!そこに集まる人間のエネルギーっていうのは、もう本当に凄まじいものがあります。

しかしながら、こんな景色が見れるようになるまで、僕たちもそれなりに悔しい思いも沢山してきているわけですよ。思い返せば、2014年。僕たちが初めてJapan Expoに出た時なんて、今考えると本当に肩身が狭かったです。その頃なんて、初めてヨーロッパに行ったので、当然パリに友達なんて一人もいませんでしたからね。

右を見ても、左を見ても知らないフランス人ばかりで、僕たちもちろんフランス語も英語ですらも喋れないし、もう本当に孤独でした。当時のJapan Expoのバックヤードには、僕たちの“居場所”なんてものは無く、仕方がないからメイクとか着替えとかも、会場のトイレでこっそりやるくらいの、僕たちはそうやって怯えながら、ステージ前ではブルブル震えながら戦っていたのを思い出します。
当時、辞める理由を書き出したら、100個も1000個もあったでしょう。でも僕たちはそうはしなかった。絶対に、何があっても世界で戦い続けた。歯を食いしばりながら、1ステージ、また1ステージと、とにかく懸命に踊り続けました。そうやって、僕らなりに一回一回丁寧に踊って行く中で、一人、また一人と、フランスでも寶船の魅力に気づいてくれるお客さんが出てきて、そうやって6年間かけて、ようやくたどり着いた景色が今回の大トリのステージなわけです。

人生に近道はありません。心無い人からは、たまにこう言われます。
「海外なら基本盛り上がるからいいよね」って。
ふざけんな、と思います。じゃあ、見てきたのかよ。僕たちのあの時のバックヤードの肩身の狭い空間とか。初めてパリに行った時に、色んなアーティストに食われまくって、踊っても踊っても空回りしてるだけのあの惨めなステージとか。見てきてない人間は、軽く言うんですよ。「寶船って踊るだけで生活できていいよね〜」って。
僕は、改めて思います。なぜ僕たちがここまで頑なに「世界」にこだわり続けたのか。勝ちたかったからです。勝つためには、なんだってやる。何年でもかける。そうやって、信念で掴み取った景色がこのJapan Expoです。
これを書いてるだけでちょっと興奮してきましたが、とにかくJapan Expoというのは、僕たちにとってそういう思い入れのあるフェスティバルなんです。2020年はコロナの影響で残念ながら中止となってしまいましたが、いつか復活する時にはまたあの景色を見に行きたいな。

(たかし)




