【検証】スリランカで2週間阿波踊りを踊り続けたら人はどうなるのか？

どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。今回阿波踊りしてきた場所は、南アジアの国『スリランカ』です！

スリランカの街から街へと巨大トラックを走らせ、ありとあらゆる場所でパフォーマンスをしまくるキャラバンツアーを行いました。

スリランカという国の風土に触れながら、現地の方々に阿波踊りを観てもらうこのツアーは、僕らにとってもとても大きな刺激になりました。ぜひ動画で現地の雰囲気を味わってみて下さい。
寶船がこれまでやってきた海外ツアーって、大きく2種類あると思うんですよね。一つはアメリカやヨーロッパなど、すでにカルチャーが発展している国に、僕たちが“勝負”しに行くスタンスのツアー。そしてもう一つは、今回のスリランカツアーのように文化を根付かせに行くツアーです。僕としては後者のツアーもめちゃくちゃ好きなんですよね。こういうツアーの何が一番面白いかって、やっぱり現地の方々の新鮮な反応ですよね。だって彼らは恐らく生まれて初めて日本の伝統文化に触れるわけですよ。そういうゼロからの異文化交流の場に立ち会えるのって、他には代え難い喜びなんですよね。
あと動画の中でも語っていますが、スリランカに行ってめっちゃ感じたのは、やっぱり阿波踊りのボーダーレスな可能性です。キャラバンツアーで、ある日は仏教の学校に行ってパフォーマンスをして、またある日はキリスト教の学校に行ってパフォーマンスをさせてもらったんですよ。驚いたのは、どんな場所に行っても僕たちの阿波踊りがかなり受け入れられたことですね。それって、我ながらめちゃくちゃ凄いなって思いました。

そもそもスリランカっていう国はつい最近まで26年間も内戦状態だったらしいんですよ。僕たちが行った時は、そんな大変な状況からようやく立ち直り始めた時期で、現地の特に若い人の「新しいものを吸収したい」っていう欲求をビシビシ感じました。まるで乾いたスポンジに水を染み込ませるかのように、僕たちの文化を吸収していく感じがめちゃくちゃ爽快で、踊ってる僕たちも最高に気持ちよかったです。
スリランカの場所的に、行く前はインドと似た感じなのかな？って思ってたんですが、実際に行ってみるとインドともまた全然違うんですよね。あの国の国民性がそうさせているのだと思いますが、スリランカの方々ってとても優しい印象を受けました。一見シャイっぽいんだけど、仲良くなってみるとめっちゃ受け入れてくれるみたいな。そんな印象でした。