【TOKYO2020】東京オリンピック招致イベントで阿波踊りしてみた！／東京2020ライブサイト in 2018

どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。

今回は阿波踊りを『TOKYO2020』のオリンピック招致イベントで踊ってきました！

このイベントは2018年に行われ、『東京2020ライブサイト in 2018』という名前で開催されました。

「みんなの希望が詰まった『TOKYO2020』のオリンピックを最大限に盛り上げていこう！」というテーマで開催されたこのイベント。今改めてこの映像を見返すと、当時とは全然違う想いが湧いてきます。今日は時計の針を3年だけ遡り、2018年当時の僕らの状況を振り返ってみることにしましょう。
2018年当時、東京オリンピックに夢や希望を抱いていた方がどれだけいたでしょうか。1964年以来、56年ぶりに東京にオリンピックがやってくる。この明るいニュースに誰もが心を躍らせ、来たるオリンピックに向けて日本中が高揚していました。

このイベントに出ていた当時の僕らも、本当に東京オリンピックにワクワクしていた記憶があります。オリンピックがきっかけで、世界の日本文化の関心が高まり、僕らのような芸能団体にも沢山の光が差し込むんじゃないか。そういう期待で胸を高ぶらせていました。

それから年月が経ち、迎えた2020年。コロナの恐怖が世界を覆いました。それまでのお祭りムードが一変し、家から出ることすら出来なくなりました。一度立ち込めた暗雲はなかなか晴れることはなく、むしろ時間が経てば経つほど悪いニュースが僕らの耳には届き続けました。

あの時思い描いた夢や希望が、音を立てて崩れ落ちていく感覚。もはや東京オリンピックで夢を見ることすら、はばかられるくらいの空気。耐え難い時間が続きましたね。そう感じたのは、僕らだけじゃなかったはずです。

もちろんこれを見ている方の中にも、東京オリンピックについて色んな考えをお持ちの方がいると思います。僕らがこのタイミングで敢えてオリンピックに関する動画を取り上げたのは、誰かを責める為とか、そういう話がしたいからではありません。

思い出したいんです。一体なぜ、あの時僕らがオリンピックに高揚していたのか。なぜオリンピックに未来を感じていたのか。そもそもはとてもシンプルな気持ちだったはずです。

「もっと人を喜ばせたい！」

その純粋な気持ちしかなかったですよね？あの時の僕らって。

今となっては、オリンピックを語るだけで空気が重くなる、という状況があると思います。でも僕は、これだけは言いたい。あの時オリンピックに向けてキラキラしていたピュアな心とか。「世界に向けて日本芸能を発信しよう」と団結したあの日の決意とか。そういったあの時の輝きに、嘘はなかったはずです。

一連のオリンピックの空気感を受けて、あの日夢見た情熱すらノーカウントにしてしまうのは、本当にもったいない事だと思います。僕は、コロナ禍の影響で夢破れたアーティストを何人もこの目で見てきました。今回のオリンピックで、悔し涙を流したアスリートは何人もいると思います。そんな方々の情熱が、決して間違いだったわけではありません。

もう一度思い出しましょう。あの日の目の輝きを。僕らはもう一度立ち上がれるんです。東京オリンピックに関しては悲しい出来事もありましたが、きっと僕らの目の前には明るい未来が広がっているはずです。

東京オリンピックは、確かに始まりました。あなたの明日へのスターターピストルも鳴らされました。とにかく明日に向かって全力で走りましょう。人生を精一杯生き抜きましょう。目指すのは、あなた自身の金メダルです！

（たかし）

※このイベントはコロナ禍以前に行われました。

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