どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。
今回は阿波踊りを、ロサンゼルスにある『日本友好庭園 松声庵』で踊ってきました!
この場所は、アメリカと日本の友好関係の証として作られた日本庭園です。
なんでも、今アメリカではセレブの間で密かに日本庭園がブームだそうです。
日本人の僕らが見てもクオリティーの高い日本庭園だったので、本当に驚きました。今日は、そこで阿波踊りを踊った時の映像を見ていただきます。
「クールジャパン」という言葉が生まれて、一体どのくらい経ったのでしょうか。
僕らも今まで様々な国に行って、いかにジャパンカルチャーが世界で受け入れられているかを、この目で見てきました。
とは言え、世界でウケているジャパンカルチャーというと、例えばアニメ・漫画・ゲームなどのオタクカルチャーがほとんどで、日本の伝統的な文化がどのくらい関心を集めているかは、正直わかりませんでした。
そんな状況を踏まえた上でロサンゼルスの日本庭園に行ってみると、予想以上の賑わいだったので、本当に驚きました。
現地の方に話を聞いてみると、インスタの時代になってより日本庭園がウケはじめたとのこと。若い人たちが「インスタ映え」を狙って美しいものを写真に撮るというカルチャーが盛り上がってきた中で、ちょうどハマったのが日本庭園だったというわけです。
LAでは日本庭園で結婚式を挙げるカップルも増えてきていて、日本文化が「イケてる」というイメージになってきたことがよくわかります。
しかも、実際に行ってみると、本当に日本さながらのクオリティーの高い日本庭園で、本当にびっくりしました。僕らが訪れた『松声庵』という場所は、日本人の建築家の方が設計した庭園だそうで、一瞬日本にいるのかアメリカにいるのかわからなくなるほどでした。
この状況は、僕らにとっても追い風だと思いました。正直世界を基準にして考えると、日本の伝統的な文化は、オタクカルチャーの陰に潜んで「地味で退屈」というイメージが強いと思い込んでいました。しかし、そんな時代はとっくに終わっていました。
むしろ、歴史ある伝統文化にこそ本当の意味での「映え」が沢山あるんだと、LAの方々に教えてもらいました。
僕らがやっている阿波踊りも450年以上も続く伝統文化です。歴史ある文化こそ世界の遺産であり、「イケてる」ものなんだというメッセージを、これからも世界に訴えていきたいですね。
(たかし)
※このイベントはコロナ禍以前に行われました。