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アメリカ・カンザス州でバレエダンサーに阿波踊りを教えてみた!/ピッツバーグ

2021/12/03

どうもこんばんは。金髪の異端児、たかしです。

今回の動画では、アメリカ・カンザス州のピッツバーグという街で行われた阿波踊りワークショップの模様をお送りします。

寶船は2018年に行ったアメリカ横断ツアーの一環で、カンザス州ピッツバーグという街に訪れました。その街の一番大きな劇場で、寶船がワークショップと単独公演をさせていただきました。今日の動画では、日本とアメリカの文化交流がどのように行われたのか、という辺りにぜひ注目してご覧ください。

海外で阿波踊りワークショップをすると、たくさんの気づきがあります。今回のカンザスでのワークショップもとても印象に残っています。

まず第一に驚いたのが、この時にワークショップに参加した方のほとんどが、10代の若者だったということです。話によると僕らが訪れた劇場は、未来のエンターテイナーを志す若者を育てる学校としての役割もあるそうです。
その関係もあって、この時のワークショップは非常にフレッシュな空気感でやることができました。それって凄いことだと思います。僕の知る限り、日本だと伝統文化に関心がある若者って少数なイメージがあります。

その点、この時に訪れたピッツバーグの若者は、そういった凝り固まった偏見は一切なく、純粋に阿波踊り文化を吸収したいと思って参加してくれていることが伝わってきました。
本来の文化交流というのはこうあるべきなんだよな、って心底思いました。堅苦しい“お勉強”では中々若い人たちに関心を持ってもらうことはできません。やらされるのではなく、いかに自らがやりたくて参加してもらえるか。そのスタートラインをつくるのが非常に難しいのですが、この時の会はそこが達成出来ていたことがとても感動しました。

集まった子たちの多くは普段バレエをやっているらしく、みんなの踊り子としてのポテンシャルに驚かされました。僕らが教える一挙手一投足を真剣に注目し、踊りを吸収したいという強い思いがみんなの顔から滲み出ていました。
普段からバレエで身体をつくっているだけあって、みんなの身体の柔らかさにも驚きました。ワークショップの前半には必ずストレッチをしてから踊り始めるのですが、教える僕らよりも数段参加してくれた子たちの方が身体が柔らかく、一瞬どちらが教えているのかわからなくなるほどでした。笑

いつも思うことですが、今回のワークショップでも阿波踊りという芸能の偉大さにも気付かされました。ほとんど言葉が通じなくても、一緒に踊るだけで気持ちを共有出来てしまう不思議。

ワークショップの時間はほんの小一時間でしたが、終わる頃にはみんなとハイタッチやハグができるくらい仲良くなっていました。こんなに理想的な文化交流はないと思います。

リスペクトの気持ちがお互いにあるからこそ成立した素敵な時間でした。あの時出会った子たちの中から、将来アメリカのエンタメ業界を支えるようなスターが出てきたら最高だなと思います。

またどこかのタイミングで、ピッツバーグにも踊りに行きたいです。
(たかし)

このワークショップはコロナ禍以前に行われました。

 

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米澤 陸
1991年、東京都生まれ。寶船のプロメンバー「BONVO」に所属し、年間200ステージを越える公演に出演。奇抜なメイクと、パントマイムやダンスを取り入れたオリジナリティ溢れるパフォーマンスには定評がある。

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