そろそろ名前を覚えて下さいましたか??
今回のスリランカツアーで一般メンバーから抜擢された、寶船の阿部藤(あべ・とう)です。
私は4年前、ひとりのお客さんでした。
夏の阿波躍りシーズン。
下北沢で寶船を見て、誰とも面識がなかったけれど、気付けば入連の問い合わせをメールでしていました。
それからただ踊っていただけだったのに…世界を跨ぐBONVOの活躍を日本から見ていただけだったのに…
今回、私はその世界をこの目で捉えています。
BONVOからスリランカツアーの話を頂いた時は、夢のようでした。
私でいいの、鳴り物なんて初心者同然、でも一緒に行きたい!浮わついちゃいけない!もっと冷静に!もっと熱く!緊張しなきゃ!楽しまなきゃ!
色んな気持ちになりました。
2月3日/この日が来た!JAPAN EXPO premier 初日
いよいよ、エキスポの初日ということで、メンバーは意気揚々。
バスが来ない朝
AM7:30
朝7:30にホテルを出発する予定でしたが、バスが来ません。
今までも10分程度遅れは当たり前だったので、最初はその心持ちでいました。
しかし……1時間待ってもバスが来ません!!
開会式は10:00。
AM8:30
只今8:30。
しかも、まだホテルのロビーにいます。
独立記念日を明日に控え、コロンボ市内は交通規制が張られています。
昨日はホテルから会場となるBMICHまで、45分かかりました。
交通渋滞には気を付けてねと、ホテルのスタッフの方に言われたばかりなのに。
私たちは、焦ってホテルのロビーでお化粧やへアセットを始めます。
もうこのまま待ってもバスが来ないかも?!
急遽トゥクトゥクで向かう計画まで頭によぎり始めた矢先…
AM8:45
バスが来ました!!!!
この日は朝も早く道が空いていた為、9:15には会場に着きました。
朝からヒヤヒヤしましたが、これも海外あるあるです。
オープニングの5分に賭ける
AM10:05
開会式での寶船のオープニングステージが終わりました。
開会式という未だ空気の出来上がってない中、踊ることは緊張の極致でした。
振り返る今も正直、記憶がありません。ただただ雰囲気に飲まれないよう大きな声を出して、踊っていました。
その為オープニング終了後は、喉が焼けるようにはれていたのを覚えています。
何かを払い落とすような、獣のような踊り。
けれど終わりは、いつも通り笑顔で「ありがとうございました」とお辞儀をしていました。
この豹変ぶりも寶船の魅力なのでは?!と、私は書きながら思います。
踊ればお腹が空きます。
軽食として、ホテルの朝食から持って帰ってきたバナナを食べます。
(ペーパーナプキンにくるんでるのがバナナです)
同じ釜のバナナを食べる、寶船です笑
お相撲さんのドラムカーンズさんがいると、やっぱり空気が和みます。
「まるでサウナにいるみたいですね!」と言ったら、ノリノリで写真を撮らせてくれました!
ありがとうございます!
こちらがお昼ご飯。
ベーコンと卵をパイ生地で包んで焼いたようなパンと、濃厚セイロンミルクティーです。
BMICHの売店(カフェも併設)はお客さんと関係者ごちゃ混ぜで、とても混んでいました!!
控室から会場に出ると、先程のステージを見てくださったお客様が集まってきてくださいました。
写真撮影を求められ、すごい人気でした!ありがたい!!
サブステージのどこがサブ?! 久しぶりのガッツリ30分のステージ
オープニングステージが終わると、次はサブステージでの演舞です。
キャラバンツアーでは15分のステージでしたが、今回は30分。
お客さんも、本当にたくさん来てくれました!!
(明日以降はもっともっとお客さんが増えました!!ぜひ次のブログもチェックして下さいね)
通訳は若い女性の方でした。
渉兄のMCも気合いが入ります。
いざパフォーマンススタート!!!
この魚眼レンズで撮影された写真、とっても良いですよね。
共演者である津軽三味線奏者(キラキラシャミセニスト)の川嶋志乃舞ちゃんのマネージャーさん遠藤さんが撮ってくれた写真なのです!!
嬉しい限りです!!
そして最後は阿波踊りレクチャーをはさんで、みんなで踊りましょうのコーナーです!!
中央で見本となっているのが、私です。
ステージに上がってくれた、沢山のお客さん。とっても上手ですよね。
「手をあげて、足を運べば阿波踊り」と、世界中探してもわりと簡単な踊りをやっていて良かったと思う瞬間です笑
みんなで、必ず、踊れるのです!!
こうしてサブステージが終了しました。
黒澤明監督「七人の侍」を観賞
こうして出演するステージが終われば、上演する映画を観に行くことだって出来るのです。
今日は黒澤明監督の「七人の侍」です。
陸くんが「こんな大きなスクリーンで見られるの?!」と感動していました。
3時間28分の作品なので、途中「休憩」が入ります。
全力で休憩を主張してくる感じ、好きです。
私は初めて黒澤映画を観ました。
とにかく役者さんが良い。
白黒のなかに刻み込まれた表情の陰影に、引き込まれます。
侍と、農民。
同じ人間なのに、全く違う生き様をしていました。
黒澤明監督のこだわりで、衣装は撮影中洗ったりせず、ずっと着せていたそうです。
衣装のリアリティーが凄かったです。
そして三人の脚本家が同時に台本を書き提案していき、一番面白いものを採用していくスタイルだったそう。
同じ脚本家としては、胃がよじれる思いです。。。
そうやって過酷な現場から、こういった本気の作品が生まれたのですね。
感慨深く、帰りの噴水もエモーショナルに目に写ります。
でもいつだってカメラを向けられれば笑顔です。
そう、寝てるとき以外はね!
いよいよ大詰め!!
次は、JAPAN EXPO premier二日目です。
つづく
■スリランカツアーレポート
①|日本からスリランカへ。そして美しい海辺で記者会見!
②|スリランカの町、コロンボ周辺で寺院や歴史資料館を堪能!
③|怒涛のTV収録二本撮り!2時間の生放送!?
④|夢のラッピングステージカーでキャラバン公演、初日!
⑤|寺院と市場とビーチでキャラバン公演、二日目!
⑥|クリスチャンの学校での気づき。繁華街で大暴れ!
⑦|鳴り止まぬ熱唱。太鼓ソロで3年越しのWe Will Rock You!
⑧|ピュアで真っ直ぐな瞳にたくさん出会ったキャラバンフィナーレ!
⑨|リハーサル&前夜祭!偶然出会ったパレードに感激の夜。
⑩|JAPAN EXPO premier 開幕!たった5分のオープニングで心を掴め。
⑪|ジャパンエキスポ2日目、成功を祝ってヒルトンホテルで会食!?
⑫|遂に最終回。僕たちがスリランカツアーで受け取ったもの
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